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嫁ターン、ぶっちゃけどうなの?嫁ターンの成功ポイント、失敗ポイントは?

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こんにちは、うさみしんごです。

 

「嫁ターン」という言葉をご存知ですか?

結婚した夫婦が妻の地元に移り住む事です。

 

実はわたしも嫁ターンしています。

 

 

嫁の実家から50mのところに住んでます。

 

 

自宅の窓から覗けば、嫁実家がよく見えるので義父母が在宅かどうかわかります。

 

今回は嫁ターンを実行してみての感想をお話します。

夫側の立場で。

 

大事なことなので、強調しておきます。



生活サポートの面からは非常にラク。

我が家の場合、嫁ターンをしてから、家庭環境としては、かなりラクになりました。

 

理由は大きく2つあります。

  • 家事と子育ての負担が軽減されたこと。
  • 嫁のメンタルが安定したこと。

 

それぞれに分けて書いていきます。

家事と子育ての負担軽減

この記事を書いている時点で0歳と4歳の子供がいます。

 

子供がいると、生活は子供中心になります。

 

 

夫婦揃って自分達の時間はまともに取れません。

 

 

そんな中で週一くらいのペースで、嫁が子供を連れて実家に遊びに行ってくれます。

 

 

もうね。

 

 

これだけで、すごく助かる。

 

子供は可愛いし、好きなのですが四六時中一緒で、ずーっと相手をしているのは結構な負担です。

 

もともと一人になってストレスを発散するタイプなので、メンタル的な負担が全然違います。

 

私のメンタル的な負荷が下がると余裕が出来るので、家では一人で子供を引き受けられる時間も増やせます。

 

 

嫁としても、両親が見てくれている間は目を話すことが出来て、気を張り続けなくてよかったり、夕食のおかずをおすそ分けして貰えたりで家事と育児の負担はかなり下がった、と言っていました。

嫁のメンタルヘルスが改善する

嫁のメンタルに不安のある人には嫁ターン、オススメです。

 

 

私のところは結婚してから3回引越しをしています。

ご近所トラブルだったり、私が仕事でメンタルやらかして実家に帰ったりと。

あとは妻のパワハラ被害もありました。

 

 

私のせいで負担をかけた自覚はありますが、やっぱり妻にとっても自分の地元が1番みたいですね。

 

昔からの友人がいるので、気晴らしにお茶をしたり。

気候や土地もなじみがあるので、とても落ち着くようになりました。

 

 

夫婦喧嘩も減るので、夫側から見ても、家庭内でのストレスもかなり減りました。

嫁ターンを成功させるためのポイント

実際に嫁ターンをした立場から「嫁ターンを成功させるポイント」をまとめてみます。

  • 嫁と実家の距離感
  • 夫と実家の関係
  • 嫁の地元の交友関係
  • 夫が地元を諦める
  • 夫婦の不公平感への対処

我が家は適度な距離間ではありますが、嫁と実家がベタベタだと、たぶん夫側が病むと思います。

 

夫からすると「嫁一族VS夫一人」という構図にもなりかねないので、義実家との距離感は重要なポイントです。

 

 

あくまでも嫁と実家の距離感が適切で、協力的に子育て協力してもらえるケースで嫁ターンは成功します。

 

 

夫と嫁実家の関係も大切です。

 

義両親が、夫側の立場も尊重してくれるタイプなら良いのですが、自分の娘とべったりタイプだと上手くいかないと思います。

 

除け者にされていると、やはり夫側がしんどいと思います。

 

 

 

あとは嫁の地元の交友関係も大切です。

嫁の地元の交友関係がしっかりしていると、そもままママ友になったりします。

子供同士を遊ばせたり、幼稚園の推薦もらえたりと恩恵が大きいです。

 

そもそも、嫁の地元で落ち着いた生活をするには、人間関係が必要です。

 

嫁の地元で交友関係がない、というのであれば嫁ターンのメリットが目減りしてしまいます。

「夫が地元を諦める」「夫婦の不公平感への対処」

今回の記事は夫側の視点から書いているので、この二つは特に取り上げておきます。

 

 

嫁と自分が同郷でなければ「嫁ターン=自分の地元を諦める」という事になります。

 

 

転勤族だったり、地元に執着がない人は特に問題がないのかもしれません。

 

 

一方で地方出身の人には大きな問題です。

「実家や両親の今後、どうするの?」という問題が残ります。

 

 

私も地方出身で一度は自分の地元にUターンまでしているので、いまだに悩みます。

 

 

 

両親がまだ若いので、すぐにどうこうとはならなさそうですが、いずれは何とかしないといけません。

 

 

兄弟は地元にいるのは救いですが、改めてきちんと兄弟間でも話す必要があります。

 

 

 

私の場合は、一度Uターンをしてみて嫁が限界だったので、自分の地元は諦めました。

 

 

 

地元か、離婚かの2択だったので、せめて未練が残らないように地元で過ごしてから嫁ターンしました。

 

 

夫に地元への未練がある中で嫁ターンすると、絶対に揉めます。

 

 

かと言って自分の地元にUターンしても、嫁も地元に未練があると揉めます。

 

 

このあたりは人によっては難しい問題かもしれません。

 

 

嫁ターンの場合は夫が「自分の地元を諦める」という選択をすることになります。

 

夫が地元に思い入れがあればあるほど「俺は自分の地元を諦めてまで嫁ターンをしたのに不公平だ」と日常のあらゆるところで感じやすくなります。

 

嫁ターンだけではありませんが、夫婦のどちらかが、どちらかの地元に移り住む時には必ず夫婦の不公平感をケアしましょう。

 

根が深く、重たい問題なだけにケアしていなければ十中八九、複数回の大きな夫婦喧嘩に繋がります。



生活はラクにはなるが、簡単な話でもない。

嫁ターンについては成功するためのポイントを押さえられていれば、日常生活の負担を大きく軽減する事が出来ます。

 

一方で、「互いの実家をどうするか」という重たい問題がつきまといます。

地元については客観的、金銭的メリットの問題ではなく、感情の面が大きい問題です。

 

各条件面で相手を説き伏せると99.9%夫婦関係が悪化します。

 

それも、ただ悪化するレベルではなく「とんでもなく悪化」します。

 

夫婦どちらかの地元へ移り住もうと考える時は、相手の感情の面も考慮しながら、自分の地元から離れるパートナーには配慮するようにしましょう。

 

 

私は葛藤がありながら地元を離れた側なので、あえて正直に言います。

 

 

少なからず、自分の地元を諦めた事を根に持っている人は絶対にいます。

 

大切な事ですので、相手への配慮は怠らないようにしましょう。