こんにちは、うさみしんごです。
4歳になったばかりの娘がいます。
家でははしゃいでいますが、外に出るともじもじとしてうまく話すことができません。
幼稚園の面談では、園でもそんな感じとのこと。
お外遊びで友達の輪に入らず、すみっこで遊んでいるようです。
娘は今のところ内向的なようです。
ということで、音楽を習わせてみようかと思うのです。
ピアノとか。
今回はそんなお話です。
内向型人間の武器。
音楽をやらせてみようか思ったかと言うと内向型な人間を生かすための生命線が表現力だからです。
前にこんな記事も書いています。
内向的なタイプは外からの刺激に弱く、自分の内側に向いがちです。
故に、コミュニケーションでは自分が出せずに苦労します。
私が思いっきり内向型タイプなので、よくわかります。
ただ、その一方で感性は豊かになりやすく、細かなことにも気付けます。
ちょっとしたことで感情が揺らぐことも裏を返せば、情緒に富んでいるとも言えます。
不安定な分、表現の手段さえあれば人の感情を動かせるのが内向型の強みです。
ちょっと胸に手を当てて考えてみてください。
聞いた瞬間、目にした瞬間。
鳥肌が立ち、喉元から息苦しさにも似た感覚で締め付けられるようになり。
目が染みるような感覚で涙が溢れる。
そんな作品を作るようなアーティストに心当たりはありませんか?
いたとしたらどんな人でしょう?
割と内向的で社会不適合な雰囲気のある人はいませんか?
自分の感情の揺らぎは、誰かの感情を動かすための源泉です。
コミュニケーションで自分を出せない分、表現力で内面を表せることが武器になるんです。
内向的タイプにとっては。
別に何でもいい。
別にピアノでなくても、歌でも絵でも何でもいいんです。
言葉の代わりに、気兼ねなく使えて、自分を表すことができる手段になり得れば何でもいいんです。
別に仲良く、積極的にお友達付き合いできることだけが正解でもありません。
殻に篭るならそれもよしです。
ただ、残念ながら人間社会では何らかの形で人とつながらないといけないので。
せめて自分の特徴を生かす形で、人付き合いをさせてあげられたらな、と思っています。
お話して、意見を通すだけがコミュニケーションではありません。
本人が嫌ならそこで終わりですが、個人的には拠り所になるような自己表現の方法を作ってあげたいと思うんですよね。
子供には別に無理させて、しんどさを抱えさせてまで積極的なコミュニケーションをさせなくてもいいと思っています。
そのために、他人との距離感を保つための方法は作ってあげたいのです。
内向的に否定的な人が多い社会で、内向的でいる事の免罪符を用意してあげたいのです。
またその後の話があれば書いてみます。
では、また!