メンタルケア

自分を苦しめる考え方から抜け出すには何をすればいい?3段階の対処法

仕事をしんどく感じている、そこのあなた。

 

自分がつらくなるような考え方ばかりしていませんか?

 

 

生まれ育った環境、積んできた経験によって人の考え方にはクセが生まれます。

 

 

なかなか自分では気づかないのですが「常に自分をしんどくする考え方のクセ」を持っている人もいます。

 

 

「仕事がしんどくてメンタルが限界」という人の中には生まれ育った環境だけではなく、今の職場で植え付けられた考え方によって苦しんでいる人もいます。

 

今回の記事は身についてしまった「自分を苦しめる考え方のクセ」を手直しして正常な考え方に戻していくためのお話です。

 

※「つらい仕事から抜け出したいのなら「正常な思考」が出来ているか確認しよう」の記事の続きです。

 

 

一連の記事は「仕事がしんどくいビジネスマンが仕事のしんどさから抜け出す」というテーマでお送りしています。

 

「仕事からのストレスがつらくて仕方ない」という人が仕事のつらさから抜け出すためのヒントにもなるかと思いますので、心当たりのある方にはご覧いただけると幸いです。

 

 

では、よろしくお願いします。




考え方には人それぞれのクセがある。

「自分のことをしんどくてしてしまう考え方から抜け出す」ための大前提として人それぞれに違った考え方を持っていて、それぞれに大なり小なりのクセがあることを理解しておく必要があります。

 

 

生まれ持っての性格や生まれ育った環境、過去の経験や今いる場所の雰囲気など様々な要因で考え方のクセは出来上がります。

 

 

考え方のクセがあること自体は当たり前のことで悪いことではありません。

 

 

「ポジティブ思考でなければならない」というように「○○という考え方でなければならない」ということもありません。

自分を苦しめるクセに対策する。

ただし、考え方が大きく偏っている場合には自分自身をどんどんとつらくさせてしまうので、対処していく必要が出てきます。

 

「考え方のクセ自体は悪くないけれど、どうせなら自分をラクにして、毎日を楽しめるようにしていこう」というお話です。

 

 

「考え方のクセに対策する」というのも、あくまでも「考え方の偏りに対処する」というものであって、自分の考え方や性格を否定する必要はありません。

対策の仕方

自分を苦しめる考え方への対策は3つに分けられます。

  • 考え方のクセを自覚する。
  • 偏った考え方とは違う視点を身につける。
  • 修正した思考を習慣化する。

この3ステップで対策をしていきます。

 

考え方のクセを自覚する。

まずは考え方のクセを自覚するところから始めます。

 

私もメンタルダウンに陥った時は自分の考え方にクセがあることに気がつくことが出来ず、偏った考え方をしていると自覚するまでに2年掛かりました。

 

 

仕事がつらい状態では目の前で具体化している問題ばかり気にかけてしまいます。

 

 

「仕事がつらいのは仕事が出来ないせいだ。スキルを上げなければ」と仕事のノウハウばかりを探したり、「弱いメンタルをなんとかしなければ」とメンタルの鍛え方などの自己啓発に向かいがちです。

 

 

そもそも「自分の考え方にクセがある」ということに気がつくきっかけがありません。

 

 

まずは「自分の考え方が目の前の現実をしんどいものにしているのではないか?」と疑うところから始めてみましょう。

 

偏った考え方とは違う視点を身につける。

自分の考え方の偏りに気づいた後は、今の自分の考え方と違う視点で物事を考えられるようにしていきます。

 

考え方の偏りで仕事がつらくなっている時は、ひとつの考え方でしか物事を捉えられなくなっていることがあります。

 

 

例えば「職場で挨拶したのに無視をされた」という場合なら「自分は嫌われているから無視される」としか考えられない人もいます。

 

 

実際は周りの声が聞こえていなかったのかもしれませんし、他の誰かに挨拶をしたと思われただけかもしれません。

 

証拠もなく決めつけるのではなく、他の見方が出来ないか考えてみるようにしましょう。

 

 

修正した思考を習慣化する。

最後にひとつの考え方に偏らないような捉え方を意識して習慣化していきましょう。

 

 

考え方のクセは、生まれつきの性質や生まれてからこれまでの体験をもとに出来上がるので結構強力です。

 

気合や根性でコントロール出来るものでもありません。

 

 

だからこそ「一度対策して終わり」ではなく「継続して習慣にする」必要があります。

 

 

日常の中のルーティンで自分の考え方を見つめ直す時間を作るようにしてみましょう。

環境を整える必要性。

考え方のクセに対処していく時は「自分がいる環境」にも気をつけましょう。

 

 

考え方は自分がいる環境にも影響を受けます。

 

 

例えば「営業ノルマを達成出来ない営業マンには価値がない」とか「コミュニケーション能力が高くなけれならない」と強く指導してくる職場にいると、どうしても職場からの声が考え方にも影響してきます。

 

加えて、個人に対しても連日厳しい指導や矯正が入っていれば更に考え方が硬直化してしまいます。

 

 

考え方のクセを取るためにはある程度の時間が掛かります。

 

 

しかし、考え方のクセに対処する間にも考え方のクセを加速させてしまうような職場環境も存在します。

 

 

仮に休職や退職まで考えているのであれば、自分の状況と自分の周りの環境も鑑みて考えてみましょう。

 

退職・休職の判断基準

ちなみに私が基準と、対応の位置づけはこんな感じです。

今の仕事を続ける。
  • 今は仕事がしんどくても、近い将来に解消の見込みがある。
  • 仕事のつらさに対処する方法がある。
  • 在職しながらも対処が出来る環境にいる。

上記に該当のような場合は仕事を続ける。

休職する。
  • 判断も出来ないくらい弱っていて、どうにもならない時の手段
  • 目的は判断力を最低限回復させること。
  • 一時的な避難であって根本的な解決手段ではない。

 

退職(転職)
  • 今の仕事で仕事のつらさの要因が解消する見込みがない時の手段。
  • つらさの要因が対処出来るものではない時にする。
  • 職しながら対処することは困難な場合。

 

 

実際に休職・退職(転職)も経験したうえで使っている基準です。

 

対処可能で将来は解消しそうなら続けますが、続けても苦しい状況が続く将来しか見えないのであれば転職します。

 

 

「逃げる」というよりは「自分とは決定的に合わない環境は選ばない」というイメージで仕事選びをしています。

 




考え方のクセは良し悪しの問題ではない。

最後に繰り返しでもう一度だけ。

 

「考え方にクセがあることは悪いことではなく、当たり前のことです」

 

 

ものの見方、解釈、考え方が人それぞれ違うのは当たり前のことです。

 

 

細かい話をすれば同じ刺激に対しての脳や神経の反応、分泌物の量や感度の程度が完全に同じ人はいません。

 

 

遺伝子も完全に一致するわけでもなければ、心身を成長させてきた環境も違います。

 

 

考え方にはクセも個性もあることが当たり前です。

 

 

今回の記事は「人それぞれに考え方は違う」としたうえで「現代社会を生きていくために苦痛になる考え方は対処しよう」というお話です。

 

 

しんどい状況が続くと明らかにこれまでの自分と違う偏った考え方になってしまうので「正常な思考に戻す」という言い方も使いましたが、考え方自体に絶対的な良い・悪いがあるわけではありません。

 

 

環境ややっていることによって適した考え方は変わります。

 

 

自分のクセを知ったうえで上手く付き合いながら、使っていけるようにしましょう。

 

 

では、また次回の記事でお会いしましょう。




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