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専業主婦の夫の年収問題。戦わなければ生き残れない。

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どうも、うさみしんごです。

「専業主婦家庭の夫、なかなかのハードモードじゃないですかね?」

 

 

私自身が専業主婦家庭を支える夫なのですが、結構なハードルの高さを感じています。

 

 

今回はそんな専業主婦家庭の夫側から見たお話です。



常に上位層にいなければならない。

専業主婦家庭の夫は一馬力で家庭を支えます。

 

だから夫個人の年収=世帯年収になります。

 

例えば、夫が31歳で年収が600万円あったとします。

 

同世代の男性の中では上位20%くらいには入れる稼ぎです。

 

しかし、世帯年収で言えば平均か平均をやや下回るくらいのところになってきます。

 

 

そう、個人で上位2割に入るような年収を稼ぎ続けないと平均値に辿り着けないのです。

 

 

夫婦で分けたら300万円ずつの二馬力や400万円と200万円の二馬力で到達できる生活をするために、世代の中の上位に食い込み続ける必要があるのです。

 

 

シンプルにしんどそうじゃないですか?

 

 

しんどいんだな、実際。

負担は増えるよ、どこまでも。

更に言えば税制の都合もあるので、同じ世帯年収ならば二馬力の方が所得は大きくなります。

 

昨今、毎年のように家計の負担が増え続ける世の中でマイホームやら子供の養育費やら、毎年支出が増え続ける家計をひとりで支え切るのはかなり大変だと思います。

 

言い換えたら支出が増える分、より年収の上位層を狙って戦い続けなければなりません。

 

 

世帯主の年収で受給が決まるような公的補助も上限に引っかかる額が下がったりしてきているので、より不利に働きます。

 

 

「子供や家族にそれなりの生活をさせたい」と思うのであれば常にキャリアを磨き続けて、時には競争に身を投じなければなりません。

 

 

この先、どんどん家計に対してしんどくなる要因が増えていきそうな世の中です。

 

 

専業主婦家庭の夫はいつまでも全力で同世代での年収上位層に食いつかなければ、まともな暮らしは出来ないのではないでしょうか?

二者択一

専業主婦家庭にするのであれば夫側が覚悟すべきは二者択一です。

 

 

常に世代の上位に食い込めるようなキャリアに振った人生を歩むのか。

個人の年収はそこそこに世帯では質素に暮らしていくのか。

 

 

抵抗なく高年収を稼げる人や質素倹約が苦にならないご家庭なら問題にならないかもしれませんが、どちらも一般的な凡人にはそこそこつらい選択です。

 

 

そして、どちらもそれなりにハードな選択です。

 

 

子供が大きくなれば妻も働きには出られるのでしょうけれど、ブランクがある分職探しには難儀します。

 

 

最初から期待はしない方が良いとも思います。

わかってあげて。

専業主婦の話題でよくある話が「夫が家事をしない」「夫が育児をしない」という家庭の中での役割を夫が果たさないことへの妻側からの不満です。

 

 

実際の事情は過程によるので、個別具体的な家庭環境に口出しする気はありません。

 

 

ただ、専業主婦家庭で並みの生活を維持しようと思うと同世代の中の上位2割くらいの位置に入り続けなければならない、ということは理解してあげてほしいのです。

 

 

並みの暮らしのようで世間の平均年収で見たら10歳くらい先取りした年収を稼いでいる夫もそれなりにいると思います。

 

 

当然、世代の中で上位に来るような年収を稼げるのも、10歳先取りの年収を稼げるのも限られた椅子しかない話です。

 

 

その椅子の数に見合う程度には大変なこともあるはずです。

 

 

家計が平凡でも一人で平凡な家計を維持するためには周りより稼がなければなりません。

 

 

そういう生活の感覚と収入の難易度のGAPを理解してあげて欲しいのです。



以上。

今回の記事は専業主婦家庭の夫である私が感じていることをネタにしてみました。

 

 

正直、今でこそ転職を繰り返してそこそこの年収に辿り着いて、専業主婦家庭でもそこそこの暮らしが出来るようになりました。

 

 

しかし、これ以上「家庭を豊かにするためにもっと稼げ」と言われると着いていける自信はありません。

 

 

同世代の上位1割とかそのあたりに入れるような能力はないと思います。

 

 

ただ、子供が小さいうちは妻に働いてもらうにもどうにもならないのもよくわかるので結局は自分が頑張るしかないとも思います。

 

 

世の中にも似たような人はいるとも思います。

 

だからこそ、この生活感と収入の難易度の間にある難易度をわかってほしいと思います。

 

 

ではー。