PR

禁煙してから気づかない間に28万円浮いていた話。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
どうも、うさみしんごです。

元喫煙者です。
うさぎさんのアイコン使ってますが、1日1箱ペースで吸ってました。

銘柄はコロコロ変わってましたが、最後のあたりはセブンスターとか、ピースのアロマクラウンを吸ってました。

 

で。

 

随分とほったらかしにしていましたが、禁煙タイマーをスマホの片隅で発掘しまして。

中を見たらこんな感じでした。

2年待たずに28万円。

 

ペースはこれくらい。

よく「煙草を吸わなければ、これくらいのお金が貯まるんですよ!?」とかいう人がいるけど、結構貯まりますね。

 

というわけで、今回は煙草と禁煙のお話。



煙草をやめたきっかけ

健康上の理由です。

なんというか息を吸い込んでいるのに、上手く呼吸ができていないような感覚になってきたのでやめました。

 

それまでは「値上がりしても息抜き兼趣味みたいなもんだし、別に良かろう」くらいの感覚でした。

 

でも、ある日を境に急に息苦しくなってきたんですよ。

 

どんなに空気を吸い込もうとしても、肺にうまく入っていかないというか。

一回の呼吸で必要な量の酸素を取り込めていないような。

 

そんな息苦しさを感じるようになりました。

 

しばらくは、無視して吸っていましたが、良くなる気配もなかったのでいよいよマズイと思い禁煙に踏み切りました。

 

こういうのもあるので、結構な危機感は感じました。

なかの呼吸器・アレルギークリニック:COPDってなに?

禁煙に至るまで。

期間としては8ヶ月くらい、吸ったりやめたりを繰り返してようやく断ち切れました。

禁煙でやったこと

禁煙するまでにこんなことをしました。

煙草を他の習慣に置き換える

煙草を吸う習慣を他の習慣に置き換えたりしました。

 

生活習慣の改善でもつかえますが、人は「〜をしない」という行動の否定を習慣にすることは苦手です。

「代わりに○○をする」というように行動を置き換えた方が、習慣化には効果的です。

 

そのやり方を使って
煙草をVAPEに。
VAPEをお菓子に。
お菓子を飲み物に。
飲み物を深呼吸に。
というような順番で少しずつ制御しやすい習慣に変えました。

 

当然、失敗しまくったので禁煙までに8ヶ月掛かりました。

「禁煙外来や禁煙グッズにも頼らずに8ヶ月で禁煙まで行った」とも言えますけども。

使っていたVAPE

どうせやめるので、そこまで良いものは買いませんでした。
基本は使い捨てか、詰め替え式のやっすいやつで十分だと思います。


パッケージに書いてある回数も吸えない使い捨ても結構ありますが、それはそれで煙草を辞めるのにもお金が掛かることを思い知らされるので、個人的には良いと思います。

喫煙してたらもっと掛かると考えるとバカらしくなるので。


私が使っていたのは、もっとテキトーなそのへんのドラッグストアで売っているやつでした。

探しても見つからなかったので、それっぽいやつを載せておきます。

タール・ニコチン0なら何でもいいと思います。

好きにしたらいいと思います。

ストレスを重ねない。

私の場合はストレスが喫煙のスイッチになっていました。

嫌なことがあったら一息ついて煙草、という流れが出来上がっていました。

 

そんな中で煙草を止めることは当然ストレスです。

対策なしに禁煙しても全く続きませんでした。

 

というわけで、ストレスは重ねない、ということを意識して禁煙をしていました。

例えば?

禁煙中は他のことの縛りを緩める。

例えば、少しだけ無駄遣いOKにする。
少しだけ、好きなものを食べるようにする。
少しだけ、仕事の要求レベルを下げてみる。

と、こんな感じです。

 

既にストレスフルな禁煙をしているので、他は多少緩んでもOK、としていました。

もう他のことは頑張らなくてもええんやで、くらいの感じ。

 

禁煙に失敗する人は最初から「煙草を止める」だけやるので、禁煙のストレスで煙草の欲求が高まっているんだと思います。

 

生活全体でストレスを下げる、煙草以外の代替行動を用意しておく。

 

煙草がやめられたら、緩めた習慣を元に戻す。

というように段階を踏むと禁煙しやすいと思います。

タイミングをズラす。

煙草が吸いたくなる時に、吸いたくなる場所にいると誘惑に勝てません。

休憩中 × 会社の喫煙所
仕事帰り × コンビニ
酒の場 × 喫煙OKの場所

などなど。

 

なので、煙草が吸いたくなるタイミングに、煙草が吸いたくなる場所に行かないようにしていました。

 

例えば、休憩時間を作らず仕事をする。
仕事帰りにコンビニには寄らない。
飲む時は禁煙席にする。

現場の詰所とかはおっさん連中がガンガン煙草吸いながら立ち話をしているので、出来るだけ近寄らないようにしてました。

これだけでも、多少は耐えやすくなります。

煙草に対するイメージを悪くする。

「煙草=嫌だ」という印象付けが自分に出来れば、禁煙は進めやすくなります。

 

私の場合は、もともと呼吸が苦しくなるという感覚が結構きつめにあったので「このまま行くと若くして呼吸器」というイメージがリアルにありました。

他にも煙草のイメージを下げるために銘柄を変えたりもしていました。

 

例えば、いろいろと試して苦手な煙草を探します。

私は中にカプセルの入っている煙草やつが苦手でした。

 

苦手な煙草が見つかったら、その煙草に銘柄を変えます。

 

美味しくも感じづらいので、少しずつ喫煙が嫌になります。

 

 

他にも少し禁煙出来た後、どうしても我慢できない時にタールのキツイ煙草を吸ったりもしました。

 

禁煙明けで少しスッキリした口に、べっとりタールの煙草を吸うと口の中がネチャネチャと不快になります。

更に缶コーヒーを飲んで、マスクをつけて。

思いっきり口が臭い状態にして、自分に嗅がせるようにしていました。

ここまでやると、結構喫煙に対して嫌なイメージが出来てきます。

 

あれはマジで口臭かった……。



一番効いたやつ。

今回、あれこれとお話しましたが一番効いたことはストレスを重ねないことだと思います。

 

禁煙の成功率って知ってますか?
自力でやったらたったの10%です。

 

めちゃくちゃしんどくて難しいことなんですよ。
禁煙。

 

吸わない人は軽くいうけど、喫煙者からしたら人生の楽しみをひとつ奪われるような人もいるわけで。

 

それだけ難しいことをするので、他のことは大甘にする。

 

 

で、難しいものが片付いたらひとつずつ紐を絞めていく。

そういう意識なら1年あれば、それなりにやめられると思います。

 

禁煙をすすめる人は大体、喫煙を目の敵にしてボッコボコに叩きます。

 

でも、別に悪いことだと思わなくていいと思います。

 

止めるにしても無理やり止めるのではなく、自分のことを考えながら辞めていく方が成功率が高いような気もします。

 

まあ、続けるのもやめるのも個人の自由ですわ。