今回は初心者が数万円の一眼レフカメラを買った時の話をまとめます!
【こんな人向けの記事】
- カメラを買おうと思っているが踏ん切りがつかない。
- どの機種も良く見えて目移りしてしまう。
- 初心者がエントリーモデルを買った後、どうなったかを知りたい。
私もカメラを買うときには、かなり調べました。
しかし、カメラのプロがまとめた「初心者向けのカメラ」についての記事はたくさんありましたが「初心者がどうやってカメラを選んで、その後どうなったのか」という記事はあまり見ませんでした。
これからカメラを始める立場としては「カメラを始めた初心者」の意見が欲しかった……!
という訳で、これからカメラを買いたい人向けに「初心者がカメラを買った話」をしていきます。
Contents
初めてカメラを買いました。
2020年10月に思い切って一眼レフのカメラを購入しました。
購入したカメラ
Nikon D5600のダブルズームレンズキットを買いました。
実物はこんな感じです。
レンズ保護のプロテクターやカメラバック等の周辺品含めて総額で9~10万円程度。
ヨドバシカメラ梅田で2時間くらい迷って購入しました。
カメラを買った理由
大きく分けると次の二つです。
- 子どものイベントの記録用
- 綺麗な写真を撮りたいと思っていた
当時、上の子が3歳で下の子がもうじき生まれる、というタイミングでした。
上の子の七五三や下の子の出産を控えて「家族のイベントを撮るのもアリだな」と感じたことが、カメラを買った最大の理由です。
あとはSNSなどで綺麗な写真を見る度に「自分もやってみようかな?」という、ちょっとした憧れがあったので買っちゃいました。
あてもなくカメラ片手に旅したり、立ち寄ったお店の料理を写真に撮ったり。
そんな休日の過ごし方に憧れがありました。
と言いながらも、10万円近い出費は安くはないので相当悩んで購入しました。
悩んでカメラを買った結果と結論
めちゃくちゃ悩んでカメラを購入したわけですが。
結果としては大満足です。
元々、スマホのカメラで写真を撮ることが好きでした。
カメラを購入して最初に使った頃は使い方もよくわからずに「10万円近くした割に、微妙かも……」と感じたりもしました。
しかし、使える設定や機能が増えてくるとスマホではできなかったような写真が撮れるようになってきました。
↓素人がテキトーに撮った写真達
これくらいならすぐに撮れるようになります。
【一眼レフカメラのメリット】
- ピントのボケ感が簡単に出せる
- 光の調整幅が広くて簡単
- 透明感のある写真が撮れる
スマホのカメラで撮るよりもピントの「メリハリ」がしっかりとつくので、主役がわかりやすい写真が撮れるようになった感じがします。
特に、人物の写真ではスマホとの差がパッと見で分かるくらいに大きく出ます。
家族の写真ばかりなのでここには載せられませんが。
結論としてこんな人にはカメラの購入をオススメします。
- スマホのカメラで物足りなさを感じている。
- 買ったらそれなりに触る自信がある。
- SNS映えする写真が好き。
- 澄んだ画で写真を残したい。
悩んだことは、結局どうだったか?
ここからはカメラを買う前になやんだここと、買ってみて実際にどうったか、ということについてまとめていきます。
型落ちよりも最新型の方が良い?
私が買ったD5600の発売日は2016年です。
2020年に買っているので4年程前の製品になります。
CanonやSONY等 他メーカーを含めてもっと新しい製品はたくさんありました。
購入時には「ちょっと古いんじゃないかな?」、「どうせなら最新機種が良いんじゃないかな?」とも思いました。
【結局のところ】
個人的には多少古くても、全く問題なしでした。
カメラ初心者が買う一番初めのカメラです。
自分にとって初めての体験なので、そもそも比較する対象がありません。
買ってからよくわかりましたが、カメラに求める「どうせなら~がいいのでは?」という感覚は、中身のないなんとなくの不安でした。
「よくわからないもの」を「よくわからないまま」選ぶので不安になっているのだと思います。
後になってみれば、最初のカメラではあまり考えなくても良いことだったと思います。
価格は高くなっても高スペックのカメラが良い?
売り場でいくつものカメラを見て、店員さんの説明を受けると段々と目移りしてきます。
「あと2万円乗せて、○○の機能が付いたものの方が良いのではないか?」と機能・仕様のグレードもあげた方が良いような気もしてきます。
結果、選択肢が広くなり悩みが大きくなっていきました。
【結局のところ】
6~8万円前後で評価の高い機種なら十分満足できると思います。
私が購入したのはレンズ含めて8万円前後のカメラです。
高いスペックを求めるとキリが無くなります。
しかし、初心者から入っていきなり様々な機能を使いこなしてスペックをフル活用してカメラを使いこなす、というのは相当ハードルが高いことです。
最低限、欲しい機能や仕様が入っているならば高いスペックを求め過ぎなくても良いと思います。
補正やエフェクトって大切?
これは大切だと思います。
特に手軽にプロっぽい写真を撮りたい人には大切かと思います。
SNS映えを狙いたい、とか。
エントリーモデルのカメラでは初心者でもきれいな写真が撮れるようにエフェクトや補正が使いやすくなっているものも多いのですが、メーカーやモデルによって使い勝手は異なります。
お店で実物を見ながら考えるといいかな、と思います。
【ちなみに】
私のカメラの場合はエフェクトの有無でこれくらい変わります。
【エフェクトなし】
【エフェクトあり】
そもそも5~10万円のカメラは要る?スマホで良くない?
「根本的にカメラは必要?」というお話です。
個人的にはスマホ撮影とはかなり違った写真が撮れるので、綺麗な写真が撮りたいのならカメラは必要と思います。
スマホの写真もかなり綺麗です。
その上で触れる部分が多く、輪郭がはっきりとした澄んだ写真が撮れるのがカメラです。
スマホで撮った画像を加工しても良いのですが、素人の感覚でもわかるくらいに差が出ます。
【スマホ撮影】
【カメラ撮影】
悩んだカメラと買ったカメラ、選んだ決め手
最後に買ったカメラと悩んだカメラを紹介します。
カメラ選びの決め手は「予算内で、なんとなく良さそうなもの」です。
正直に言うと「絶対にコレ!」という決め手はありません。
強いて言えば、いくつかエントリーモデルのカメラを見る中で「Nikonは自然な発色が特徴で、Canonは鮮やかな発色が特徴」という話を店員さんから教えてもらって好みの方を選んだ というレベルです。
ちなみにこの時、2つのカメラを見比べて「発色の違い」には気が付けていません。
そんなレベルでカメラを選びました。
それでも「カメラが無かった生活からカメラがある生活になった」ということの満足感が大きかったので、個人的には満足しています。
ちなみにオートフォーカスの速度や精度、補正やエフェクトにも違いがあったりもします。
悩んだカメラ
購入時に悩んだほかの機種も一応、ご紹介しておきます。
Canon EOS Kiss X9i
Nikon D3500
購入したカメラ(Nikon D5600)
【おわりに】カメラのある生活は良い。
エントリーモデルと言えども数万円するのがカメラです。
安い買い物でもないので、いざ買おうとなってもなかなか踏ん切りがつかなかったりします。
悩みに悩んで購入したのでよくわかります。
それでも、購入して写真を趣味にしてみて「カメラのある生活っていいな」と素直に感じています。
スマホでは撮れなかった雑誌やWEBメディアで撮れるような写真が自分で撮れる。
「この場所、いいな。写真に撮りたい」と行きたい場所や見たいものも増える。
家族の写真も手軽にきれいに残せるので思い出の記録も増える。
週末が以前より充実しているのを実感します。
「悩んでいるけれどカメラを買うべきか」という質問への答えはどこまでいっても、その人次第です。
ただ「スマホのカメラでは物足りない、もっときれいな写真が撮りたい!」と感じる人であれば、カメラのある生活を満喫できるのではないかと思います。
では、また!