こんにちは、うさみしんごです。
社会人に求められる力を10個あげてみてください。
はい、どうぞ。
あげましたか?
たぶん、コミュニケーション能力が入ってますよね?
今回は「コミュ力」についてのお話です。
上に行く人とそうでない人では、持っている「コミュ力」の中身が違うよね、という話です。
上にいけない人のコミュ力
上にいけない人のコミュ力は、一般的なコミュニケーション能力です。
中身は意思や情報をスムーズにやりとりできるための能力です。
- 社内で仕事を受ける。
- 上司に報告する。
- 関係者に依頼をする。
- ちょっとした雑談で関係を作る。
とか、そんな感じです。
与えられた仕事や立場をそつなくこなすために、他者と意思疎通や情報伝達が滞りなく出来る、という能力です。
社会で生きていくために必要な能力ではありますが、ここで終わっている人は上にはいけません。
年功序列の場合は除く。
上にいく人のコミュ力
上に行く人のコミュ力は、コミュニティ能力と言ってもいいようなものです。
他人と意思疎通をするとか、情報を伝達するとか。
そういうことではないんです。
目的達成のために集団形成が出来る、集団を動かすことが出来る、という感じ。
要するに自分の必要に応じて共同体を作って、運営したり影響力を作れる力が必要なんです。
実際に会社で周りを見てみたら気づくと思います。
上にいる人は与えられた立場や仕事を素晴らしいコミュニケーション能力でスムーズに回せる人ではなく。
必要に応じで会社や客のお偉いさんにも取り入ることが出来、自分がやりたいことのために人脈やグループを作り出せる人だと。
言い方を変えたら使うか、使われるか。
成果のために、必要なグループを自分で作る。
今なければ、一からでも作って動かす。
そういう人が組織で上に上がっていく人です。
ついでに言えば組織から出て行って、自分の城を持つタイプです。
結局、誰かの都合の下でお伺いを立てて使われるのではなく、自分発信で他人を使いながら事を進めていける「使う力」が必要なんですよね。
あなたのコミュ力はどっち?
というわけで、社会ではコミュ力、コミュ力とうるさいのに「場合によっては必要な力は違くない?」という疑問があったのでネタにしてみました。
あなたのコミュ力はコミュニケーション能力ですか?コミュニティ能力ですか?
そんな質問だけして終わりにします。