この度、3,100万円を借り入れてマイホームを買いました。
住宅ローン選びは難しいですよね。
私もどうやって選べばいいのかわからずに困りました。
【住宅ローン選びで困ったこと】
- 専門知識がない状態で数千万円の借入をしなければならない不安
- ミスすると取り返しがつかないというプレッシャー
- 各銀行で金利も団信の中身が違う
- 自分に最適なものがわからない
- どうやって段取りを始めていいのかわからない
住宅ローンを借りようとネットで調べてみると多くの情報が出てきます。
ネットの情報
言っていることもバラバラだったり、自分の状況に近いものがわからなかったりで、どうやって住宅ローンを選べばいいのかわからなくなりました。
そんな中で役に立ったサービスがモゲチェックです。
実際に使ってみて、かなり役立つサービスだと思ったので実体験もまじえながら紹介していきます。
特にスケジュールが非常にタイトになる建売や中古住宅の購入を考えている人には、とてもおすすめです。
Contents
この記事を書いている人
名前:うさみしんご
- 2023年6月に新築建売を購入
- 年齢:32歳
- 借入金は約3,100万円
- 年収(額面):約620万円
- 家族構成:専業主婦、子供2人(3歳、5歳)
※マイホーム購入段階の内容です。
モゲチェックって何?
モゲチェックは無料で住宅ローン選びをサポートしてくれるサービスです。
具体的にはこんなサービスが使えます。
- 住宅ローンのランキングが見れる
- 入力した条件でおすすめの住宅ローン一括紹介してくれる
- 住宅ローンの仮審査の代行
- アドバイザーへのチャット相談
仮審査は対応出来る銀行と出来ない銀行がありますが、人気の高い銀行でも対応しているものがあります。
怪しくないの?変な費用は請求されない?
モゲチェックは株式会社MFSによって運営されているサービスです。
金融機関側から受け取る収益等で運営されているので、住宅ローンを検討する利用者が無料で使えるサービスになっています。
新聞、テレビ、ラジオなどのメディア露出も多く、NHKのようなお堅いメディアでも取り上げられていて、既に会員数が10万人を超えていているサービスです。
私自身がモゲチェックを使って住宅ローン検討をしましたが、費用の請求もなく、特に気になることはありませんでした。
住宅ローンの比較検討はしんどいから役に立つ
実際にやってみると実感するかと思いますが、複数の住宅ローンを比較検討するには大きな労力がかかります。
それを、タイトなスケジュールで進んでいくマイホーム購入と並行してやると、それなりにしんどいです。
住宅ローンを比較検討する時にはこんなステップで進めます。
- 借入条件を決める
- 借入候補の銀行を探す
- 借入候補の銀行の団信の内容も確認する
- 仮審査を申し込む
- 一旦の借入条件が出てくる
数えるのも嫌になるくらいの銀行から、各銀行の住宅ローンの特色を見ながら比較検討すると、かなり大きな手間がかかります。
検討で手間になるポイント
- 都市銀行、地銀、ネット銀行等 規模も形態も違う。
- 金利が各銀行で違う。時期によって上下する。
- 団信の特約内容が違う。
- 似たような団信の特約でも掛け金が違う。
専門知識もなしに、これだけの違いを一からピックアップして検討するのは現実的ではありませんよね。
だからこそ、条件で絞り込んでくれるモゲチェックは非常に役に立ちます。
身の回りに「住宅ローンに詳しい人」というのも少ないかと思うので、チャットで相談出来るアドバイザーがいるのもありがたいところです。
比較検討することのメリット
住宅ローンを比較検討して選ぶことは確かに面倒です。
しかし、面倒な手間を掛けてもお釣りがくるくらいのメリットがあります。
住宅ローンを比較検討するメリット
- 返済額に100万円以上の差が出ることもある
- もしもの時に住宅ローンを0にし切れる
- 借入の後悔を防げる
返済額に100万円以上の差が出ることもある
住宅ローン選びによっては返済総額で100万円の差が簡単に出来てしまいます。
例えば、私が借りた金額の3,100万円で考えてみます。
借入金額:3,100万円
返済期間:35年
- 金利:0.45%の場合
返済総額:3,351万円 - 金利:0.55%の場合
返済総額:3,409万円 - 金利:0.65%の場合
返済総額:3,467万円
0.1%の違いで50万円以上の差が出ます。
昨今は店舗を持たないネット銀行が低金利を武器にシェアを伸ばしています。
都市銀行や地銀も参戦して低金利合戦のような状況です。
各銀行が競争する中でお得な住宅ローンが入れ替わりやすい環境にもなっているので、タイムリーに比較検討することが重要になってきます。
もしもの時に住宅ローンを0にし切れる
団信(団体信用生命保険)の内容も銀行によって大きな違いがあります。
団信(団体信用生命生命保険)って何?
住宅ローンの契約者にもしもがあったときのために銀行が加入する保険。
一般的には団信と呼ばれていて、死亡などによって住宅ローンの残債が0になる。
残債が0になる条件を加入時の契約で広げることが出来る。
【例】
- 住宅ローン金利:0.5%
- 団信特約:住宅ローン金利0.4%相当を上乗せ
- 計0.9%の金利相当を乗せて返済
そして重要なポイントは銀行ごとに、掛け金と特約で保障される内容が違っているところにあります。
【例】
- au自分銀行
上乗せなしでガンと診断されたら住宅ローン残債が1/2になる - SBIマネープラザ
借入実行時40歳未満なら3大疾病特約が基本付帯。がん診断時など特定の状態になると住宅ローン残高が1/2になる - 三井住友銀行
住宅ローン金利+年0.3%で8大疾病をカバー。
契約時に46歳未満だとがん診断時に住宅ローン残高が0になる
※2023年6月時点の内容。各銀行とも他のプランもあります。
保障される範囲が手厚くなるほど、団信による加算も増えていくのが一般的ですが、同じような保証内容でも銀行によっては掛け率が低くなっていることもあります。
「掛け金が低ければいい」というわけでもない
団信の選び方で金利0.2〜0.3%相当の差は簡単に出てくるので、団信の入り方で支払総額が数十万円〜百数十万円以上の違いが出てくることは珍しくありません。
しかし、団信で下手にケチると肝心な時に保障されなくなるので注意が必要です。
【例】もしも、ガンと診断されたら……
- ガン診断で残債0になる団信に加入していた人
住宅ローンの残債0になった!生活が出来る!
- ガンで就業不能になったら残債0になる団信に加入していた人
ローンの返済は今まで通り!?収入が減っているから返済出来ない!
掛け率はガンで就業不能になった時のみを保障する特約の方が低くはなりますが、もしもの時の備えになるかと言われるとカバーしきれないことも出てきます。
そして、住宅ローンの残債はガン保険で備えるには金額が大きすぎるので不十分になりがちです。
掛けすぎても削りすぎてもいけないからこそ、きちんと比較検討して過不足なく加入することには大きな意味があります。
借入の後悔を防げる
「十分に比較検討して決めた」という納得感がメンタル的なメリットにもなります。
一般人には複雑な住宅ローンの「妥当さ」というのは、なかなか判断が出来ません。
比較検討しないで住宅ローンを選ぶと後から「あっちの住宅ローンにしておけばよかった」「特約はこれをつければよかった」と後悔してしまいます。
住宅ローン選びも団体信用生命保険の特約選びもローンの借り入れ時にしか出来ません。
選択を失敗すると後から後悔でつらくなってしまいます。
きちんと複数の住宅ローンを比較して「十分に比較して選んだ。この選択は妥当だった」と思えると、選んだものは同じでも余計なストレスを感じずに済みます。
せっかくのマイホーム生活を楽しむためには余計なストレスを感じないようにしておきたいですよね。
私も正直なところ住宅ローン選びでいくつかミスをしていますが、それでも「これだけしっかり検討したんだから自分にとっては妥当な選択が出来た」と納得が出来ました。
モゲチェックは、こんな人には特におすすめ
- 住宅ローン選びで損したくないけど、何をしたらいいのかわからない人
- 毎月の家計に余裕がない。かと言って住宅ローンを比較検討するのは面倒さくさすぎる人
- 不動産屋に紹介された住宅ローンで良いのか不安な人
- 建売、中古物件を購入しようとしている人
住宅ローン選びが悩ましいのは「適切なものは選びたい。でも、自分で検討し切れるほどの知識・余裕・やる気がない」というのが1番の理由です。
正直なところ、自力で調べて選べる人にはモゲチェックのようなサービスは必要ありません。
ただ、住宅ローンの専門知識がないけど、調べ上げることも難しい人は利用した方が良いと思います。
特に、建売・中古物件は物件が決まれば1〜2ヶ月の間に手続きを進める短期勝負になることも多く、余裕がなくなりがちです。
比較検討する余裕が作りづらいので、モゲチェックで手間を削減することをおすすめします。
物件探しを始めたら登録しておこう
特に建売、中古住宅の購入を検討している人には早めに登録してくことをおすすめします。
私も中古と建売を検討して新築建売のマイホームを購入しましたが、既にある物件を取り合う建売、中古住宅の購入は想像以上にスケジュールがタイトになります。
- 4月中旬:内覧&住宅ローンの仮審査申込
- 4月下旬:仮審査OKの連絡
- 4月末:住宅購入契約
- 5月上旬:住宅ローンの本審査
- 5月下旬:本審査OKの連絡
- 6月初旬:住宅ローンの融資契約
- 6月中旬:マイホーム引渡し
目当ての物件を見つけてから、住宅ローンの検討が出来た期間は1ヶ月あるかないかです。
良い条件の建売と中古物件は1日待てば売れてしまうので、即決で押さえにいく必要も出て来ます。
- 住宅購入検討開始
- モゲチェックに登録
- 購入する物件の候補が見つかったら仮審査申込
- 仮審査の結果で受けられる融資条件を確認
- 購入する物件が見つかったら仮審査申込
- 仮審査が通ったら即本審査申込
- 本審査が通ったら融資契約を進める
特に建売、中古物件を購入する人は物件が決まってから団信も込みで検討を始めると契約が間に合わなくなる可能性も出てきます。
比較的金利が低く、団信の中身に魅力のあるネット銀行は審査に時間が掛かりがちなので早めに動くようにしておきましょう。
不動産屋の紹介で住宅ローンを検討している人
本審査が通った中から最終的な融資契約先を選べばOKです。
本審査までならモゲチェックで費用が発生することもありません。
不動産屋の仲介で住宅購入をする人は不動産屋の段取りを追いかけるように、出来るだけ同時期に手続きを進めましょう。
ハウスメーカーが住宅ローンの斡旋をしてくれる場合も考え方は同じです。
最終的に使わなくてもOK。でも、登録する意味はある。
住宅ローン選びでモゲチェックを使った経験者の意見ですが、最終的にはモゲチェック経由で住宅ローンを選ぶ必要は全くありません。
モゲチェックはあくまでも、より良い住宅ローン選びのためのサービスなので自分にベストな選択であればどこから契約してもOKだと思います。
実際のところ、これだけモゲチェックをオススメしてきた私も最終的には不動産屋からの紹介で住宅ローンの契約をしました。
ただ、いくつかの銀行を並行で検討して納得出来る住宅ローン選びをするためにモゲチェックはとても役に立ったと感じています。
新築建売を買った私の場合で物件決定から融資契約までの期間が1.5ヶ月程度でしたが、自力で比較をしていたら十分な検討は出来なかったと思います。
モゲチェックを使ったおかげで納得して住宅ローンの借入が出来ました。
モゲチェックは、より良い住宅ローン選びをするためには確実に役に立つサービスです。
マイホームを購入しようとしている人は 是非登録してみてくださいね。