こんにちは、うさみしんごです。
皆さんは「ラットレース」や「木こりのジレンマ」の話をご存知ですか?
仕事でも生活でも。
成果が出ない。
現状がしんどい。
という人は、たぶんどちらもハマってると思います。
今回はそんなお話です。
ラットレースと木こりのジレンマ
ラットレース、というのは”金持ち父さん貧乏父さん”という本に出てたくるものの例えなのですが。
回し車を止めないように走り続けるネズミのように、生活のために働き続ける人生を揶揄してそんな言い方をします。
書籍はこれです。
揶揄するは言い過ぎかな?
そして木こりのジレンマ。
こちらは現在の仕事が手一杯で、効率化できることが分かっているにも関わらず現状を継続してしまうサマをさして使われます。
錆びた斧で必死に木を切る木こりがいます。
斧を研げばもっとラクに、早く木を切れることは分かっているのに、今日のノルマが終わらないから斧を研ぐ時間がありません。
だからいつまでも、必死になりながら、丸一日中、錆びた斧で木を伐り続けます。
とまあ、そんな話です。
きこりが回し車を回している状態。
話を戻します。
先程の二つの話は一緒に語られたりはしないのですが、実は両方に当てはまってしんどくなっている人が結構います。
生活のために働き続けないといけない。
走り続けないといけない。
でも、その仕事の中身を見ると余裕がないから、いつまでも改善が進まずにしんどいままで続けなければならない。
結果、消耗して、燃え尽きて、心が折れます。
合わせ技一本です。
回し車は止まらない。
どうやって抜け出せばいいかと言えば、斧を磨くことです。
要するに一時的に進捗悪化になろうとも、習熟や改善のための時間を取るべきなのです。
しんどい状況から抜け出したいのならばね。
メンタルを病んでいると「仕事を処理し続けないと終わり」「ここにはいられなくなる」と感じがちですが、大丈夫。
多少、処理スピードが落ちたところでクビにはなりません。
改善しながら働く。
サラリーマンなら斧を研いでいる間も仕事を続けていればお金は入ってきます。
回し車は回ってくれるのです。
定期的に斧が磨ければ、上向いていくので長期的には改善に向います。
同じ行動で違う結果を求めるな。
同じ行動をしている限りは、だいたい同じ結果になります。
結果を変えたければ、やることを変えることです。
一時的に成果が落ちても。
行動を意図的に変えられる人は、試行錯誤の末にこれまで延長戦からは考えられないような成果にたどり着くことができます。
たどり着かないかもしれませんが。
それでも、変化を期待したいならやってることを変えるしかありません。
少しずつでいいですよ。
では、また。