今回の記事では「仕事が嫌になった凡人でも、それなりに転職出来るエージェント」を紹介します。
中小専門商社の営業からキャリアをスタート。
20代で2回転職しています。
1回目が27歳の時。
メンタルズタボロになって田舎に逃げ帰るためにUターン転職をしました。
2回目が29歳の時。
メンタルが回復してきたのでステップアップで嫁ターン転職をしました。
正直に言えば休職歴もありますし、転職エリートのようなキラキラキャリアを歩んでいるわけではなく、泥のついたキャリアです。
それでも今は東証プライム上場企業には転職出来て30代前半で600万円以上の給料はもらえています。
というわけで、自分の実体験をもとにすれば「仕事が嫌になった凡人でも、そこそこの転職が出来るエージェント」が紹介できるのではないかと思って記事にしてみました。
Contents
実際に使っているエージェント
直球でいうと毎回、この5社を使っています。
毎回、最終的にはdodaとリクルートエージェントの求人が転職先の最終候補になりがちです。
転職した時のエージェント
- 1回目の転職 リクルートエージェント
この時は適応障害で会社から逃げるために田舎へのUターン転職をしています。 - 2回目の転職 doda
この時は年収&福利厚生UPを狙ったステップアップの転職が成功しました。
状況は真逆でも、状況なりにはそこそこの企業には転職出来てるんだよなぁ。
凡人のステップアップに向いているエージェント
利用してみての感想ですが
の2社は良い意味で凡人向けです。
飛び抜けた実績がなくても大手企業に転職しやすいエージェントだと思います。
【理由】
- 割と大手の求人も多い。
- 一般社員の求人が多い。
- 特別な技能・実績がなくてもOKな求人が多い。
要するに大企業の一般社員枠を狙いやすい転職エージェントがdodaとリクルートエージェントです。
地方が本社の中小企業から都心が本社の大企業まで知っている経験からのお話ですが、大企業に役職付や特別扱いで入ろうとすると、凡人にはないセールスポイントやコネが必要になってきます。
一方で大企業の一般社員募集だと、ちょっとした実績でも十分に狙えるので凡人でもステップアップが狙いやすいです。
そこそこの転職をするには便利。
怒られそうな書き方になりますが、dodaもリクルートエージェントもそこそこの転職をするにはとても便利なエージェントだと思います。
なぜかと言えば守備範囲が非常に広いからです。
私の使い方で言えば「逃げの転職・田舎へのUターン」と「ステップアップ転職・都会への嫁ターン」という真逆の使い方をしていますが、どちらも守備範囲でした。
「さすが保有求人が多い大手エージェント」という感じで、田舎の中小企業から都心の大企業まで幅広い層の会社の一般社員枠の求人を持っているんですよ。
中小企業にしても、大企業にしても「無難に良さそうで凡人でもちょっと頑張れば狙えそうな求人」が多くあります。
【逃げの転職&Uターン転職がしたかった時】
- 勤務先:地方
- 転勤:なし
- 会社:中小専門商社
- 年収:年収500万円〜550万円
- 年間休日:120日
【嫁ターン&待遇UPを狙っていた時】
- 勤務先:都市部
- 転勤:全国、海外
- 会社:大手メーカー
- 年収:500万円〜800万円
- 年間休日:125日
こんな感じで割と「ちょうど良い塩梅」の求人が多いんですよ。
田舎へのUターン転職なら
- 地場の企業で、
- 転勤なし
- 地域の相場よりも年収高め
というような企業も探せます。
ステップアップ狙いなら
- 業界トップシェアの大企業で
- 全国、海外転勤あり
- ブランド力があって
- 平均よりもそれなりに高い年収
というような企業も探せます。
転職の目的が変わっても、その目的に対して「そこそこ良さそうな転職」が期待出来るところがdodaとリクルートエージェントの良いところだと思います。
JACリクルートメントは?
使ってみた感想だと凡人向けではない転職エージェントだと感じました。
そもそも「ハイキャリア向けで市場価値がないと相手にしてもらえない」という評判のエージェントです。
JACリクルートメントの担当からも「20代で会社規模優先の転職がしたいなら他のエージェントの方がいいと思います」とも言われたくらいです。
使うとしたらデキる人が会社規模ではなく、仕事の内容やポジション、待遇を重視して転職したい時に使うイメージだと思います。
ちなみにJACリクルートメントの担当からJACリクルートメントの求人を紹介してもらいましたが、2次面接で落ちました。
転職サイトは使わない?
個人的な意見としては転職エージェントだけで十分だと思います。
理由は転職サイトで扱ってあるような求人ならば転職エージェントでもカバー出来るからです。
あえて転職サイトを使うとしたら
強いていうなら「実際に転職するかわからないので、ひとりで転職活動を進めたい」という人は転職サイトを使った転職でもいいかもしれません。
私の場合は次のようなタイミングで転職サイトを使いました。
- 休職中の転職活動
- キャリアチェンジの転職活動
休職中の転職活動は転職エージェントにも休職中ということを伝えることが怖かったので、自分で応募出来る転職サイトを使いました。
キャリアチェンジの転職活動は適応障害から立ち直る過程で「他の業界ならもっと自分にあった働き方もあるのでは?」と思って活動したタイミングです。
ぶっちゃけると本気度は高くないタイミングで使っています。
どちらのタイミングでもマイナビ転職とリクナビNEXTを使っていました。
- 大学職員
- 法律事務所職員(パラリーガル)
- WEB系企業
当時も迷ってましたが、改めて「内定出たらいくか?」と言われたらいかないかなぁ……
凡人には凡人なりのステップアップがある
実際のところはビズリーチやリクルートダイレクトスカウト、中小の転職エージェントまで入れたら結構な数の転職サービスを使ってきました。
今でも定期的にどこかしらのエージェントには面談してもらっています。
ただ「特別に秀でたことがない凡人」がそれなりに良い転職をするのであれば
で十分だと思うんですよね。
凡人が狙えるような内容で「この2社が保有していなくて、他社でだけ保有している案件」なんて、多くはないでしょうし。
あとは好みで
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
- エンエージェント
くらいまで入れておけば十分ではないでしょうか。
「自分のスキルで渡り歩いていく」みたいなハイキャリア戦略だとそもそも転職の仕方自体が変わってきます。
周りの人を見ていると転職サービスはあまり使わなくなっていくんですよ。
私の知っている範囲では「自分のスキルで渡り歩く」かつ「最初から役職付で転職する人」というのは、だいたい人伝に入社してきます。
社内のお偉いさんと繋がりのある有能な人が、飲みの席で
「最近、仕事変えようかと思ってさ」
「じゃあウチに来いよ」
みたいな流れで誘われて入ってきます。
それか会社側から有能な人に声をかけて採りにいくかです。
そんなふうに「声がかかって転職」という展開がない凡人は、転職エージェントから一般社員枠で少しでも良い企業へ転職するというのはアリだと思います。
というわけで「良くも悪くもそこそこの企業に転職出来る転職エージェント」の紹介でしたー。