
ブログやTwiterで発信していてる方は「上手い文章を書きたい」と思いませんか?
私はすごく思います。
「文章が上手くなって、すばらしい記事が書きたい!」と。
というわけでブログ記事やTwitter投稿のレベルを上げていくために文章を書く練習していくことにしました。
今回の記事以降、カテゴリーを作って継続的に練習記事をあげていきます。
興味がある方は覗いてみて下さい。
Contents
参考書籍のご紹介
詳細は後述しますが、文章の練習は次の2冊を参考にして行っています。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
めんどくさがりなきみのための文章教室
何故、文章を書く練習をするのか?
一言で言えば将来の資産になるからです。
上手い文章を書ける、というのはどういうことでしょうか?
私は「自分の意図に沿って、相手に何かを伝えきれる能力を身に着けている」ことだと思います。
例をあげると
- 狙ったユーザーに製品の魅力を伝えて欲しいと思わせる
- 世の中の出来事に対して読者が疑問を抱くように問いを投げかける
- 読み手に情景をイメージづける表現で感情を揺さぶる
どれも文章というツールを使って自分の意図に沿って相手に何かを伝える行為です。
成果が出せる表現力を求める相手はたくさんいます。
目的は様々で自社の製品やサービスを売るためであったり、クライアントに認知されるためであったり。
読み手の感情を動かしムーブメントを作りたかったりと幅広い需要があります。
時代が変わってもお金を払い、経済を回すのが人間である限り「文章による表現」の重要性は変わりません。
そして文章を書く能力は個人のものです。
会社にいるから発揮できる能力ではなく、自分という個人を商品にすることもできます。
ライターとして個人で仕事を得ることもブログのように個人で発信して収入をえることもできます。
「将来、どうなるかわからない。終身雇用は期待できない」と言われる現代だからこそ、文章力は自分のための資産となるのです。
だから私は、改めて文章を書く練習をしようと思ったのです。
具体的なトレーニング方法
これから取り組むトレーニングは以下の通り。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニングから
- 手書きの構造シート30本
- PCに構造シート相当の内容を100本
めんどくさがりなきみのための文章教室から
- 絵を描くように文章で描写する
- 文章以外の記号を使っての表現
詳しくは書籍でご確認下さい。
トレーニングの概要と狙い
手書きの構造シート30本、PCに構造シート相当の内容を100本
トレーニングの狙いは完読される文章を書けるようになることです。
構造シートは月3,000本以上の記事を発信するポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」で新人ライターの指導にも使われているシートです。
文章を書く前にテーマとなる主眼を明確にして、テーマに沿って効果的な伝え方出来るように文章に盛り込む要素や順序、内容の軽重を検討していきます。
このトレーニングを行うことで「完読される文章」が書けるようになります。
「良い文章」の定義は考える人によって異なるでしょう。
ただ一つ言えることは文章を読んでもらえなければ、書き手は読み手に何も伝えられません。
どんなに魅力的な内容で、読者にとって有益な内容が書かれていても読まれなければ伝わることは何もないのです。
だからこそ文章で何かを伝えるためには「完読される文章」であることが重要なのです。
手書きの構造シート30本、PCに構造シート相当の内容を100本というトレーニングによって「完読される文章」を身に着けていきます。
絵を描くように文章で描写する
文章による表現力を身に着けるためのトレーニングです。
例えば、こちらの画像をご覧ください。
リンゴです。
「このリンゴを言葉で表現してください」と言われたら、なんと表現しますか?
「赤いリンゴ」
「丸く赤いリンゴ」
まだまだ、足りません。
書籍から引用すると次のようになります。
ぼくの前に、皿に載ったリンゴがある。
赤いリンゴだ。ただ、全体が赤いわけではない。かすかに白い斑点が散らばっているし、軸が付いているところは黄色い。
大きさは、ソフトボールぐらい。
丸いというより、岩のようにゴツゴツしている。
表面がワックスを塗ったようにピカピカで、よく見ると、部屋の様子が映り込んでいる。
持ってみたら、想像していたよりも重い。
ずっしりとした重さが、手に伝わってくる。
いい匂いがして、思わずかじりたくなった。(めんどくさがりなきみのための文章教室から引用)
※画像にはお皿がありませんが、お許しを……
同じリンゴを文章で表現するとしても、描写の仕方で伝えられるイメージははっきりと異なります。
そもそも、描写する対象を細かに観察して、文章に書きあらわしていかなければ読み手にはイメージができません。
文章によって自分が伝えたいことを相手に伝えるためには細かな描写が必要です。
カメラの解像度を上げて、画像を鮮明にするように。
伝えたいことを細かに描写したうえで、必要な部分だけを切り取る力が必要です。
描写力を鍛えるためのトレーニングとして、絵を描くように文章で描写していきます。
文章以外の記号を使っての表現
自分の内面を深く観察して感性を磨くためのトレーニングです。
トレーニング方法は、まず伝えたいことを文章以外の方法で表現します。
書籍では「数学の小テストで自分はさっぱり解けないのに、周りのクラスメイトはスラスラと解いている時の気持ち」を文章ではなく、図で表してから文章にするという場面が出てきます。
焦りや不安、喜びや楽しさと言った感情に形はありません。
一目見れば明確にわかる姿形が無いからこそ「自分がどこまで感じ取れるか」という感性が大切になります。
自分が気づいてない感情は言葉にすることができません。
慣れていないと言葉を使わずにイメージを表現することはとても難しいことです。
一方で言葉のイメージに引っ張られることもなく、自分の感情と向き合うことができます。
違った角度から自分の内面に気が付くこともあるでしょう。
他人の感情を揺さぶるためには、まず自分の感情に気が付くところからです。
表現の素となる感情に気が付けるように完成を磨くトレーニングにも意味があるのです。
今後のトレーニングについて
今回取り上げた3つのトレーニングを行う目的は「相手に感情や情景を伝えつことができる文章を完読される書き方で書けるようになる」ことです。
今後のブログ記事は今回取り上げたトレーニングを行いながら書いていきます。
実はこの記事が構造シートを使った記事の第一号です。
今回取り上げたトレーニング方法に興味を持った方は、この記事以前の記事と比べてみて下さい。
この記事を書いている段階で構造シートを3本程作っているので、順次記事にしていきます。
「絵を描くように文章で描写する」と「文章以外の記号を使っての表現」のトレーニングは「文章のトレーニング」というカテゴリーを作って投稿していくようにします。
更新までしばしお待ちください。
トレーニングの内容はオープンにしながらブログを更新していきます。
もしご一緒いただける方がいればTwitterでご一報ください。
それでは、また次回!